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[2006/09/05-09/17] 満田享切り絵展 - 零と壱 - (カテゴリ:イラスト・切り絵)
- タイトル:満田享切り絵展 - 零と壱 -
- 作家:満田享
- 期間:2006年9月5日(火)〜9月17日(日)
- 休廊日:月曜日
一枚の紙から切り抜かれるモチーフと満田享の世界を是非お楽しみください。
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作家プロフィール |
2002年よりグループ展をきっかけに切り絵を始める。 2003年11月堀江ジャンクション主催 「堀江エコミュージアム2003ーオマージュ!木村蒹葭堂ー」出展 2004年、2005年、2006年細野ビルヂング主催「66展」出展 2005年4月アウラクロス企画「CUTTER circit」出展 2005年8月アウラクロス企画「いお」出展 2005年11月日本切り絵協会主催「第28回日本きりえ美術展」出展 2006年7月ギルドギャラリー主催「OPENING EXHIBITION」出展 現在、2006年10月発売予定のCDジャケットの依頼を受け作成中 その他、グループ展に参加 |
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ライナーノーツ | 切り絵作家「満田享」との出会い。2005年1月にアウラクロスで開催された[Art Clothing]という展覧会でした。 不勉強で切り絵というと、座布団に座りながら、はさみを持ってゆらゆら揺れながら見せる演芸の事を考えていました。 そのイメージを払拭させる作家との出会いが満田享だったのです。 満田が描く(切り抜く)作品の数々には、「線」の一つ一つが増殖しながら生き物が浮かび上がってきます。 この、一枚の紙から切り抜かれるモチーフと満田享の世界を是非お楽しみください。 ◆満田享作品を読み解く為のキーワード。 前田(以下、前):いろいろな表現手法があるなかで、切り絵というジャンルを選んだきっかけを教えて下さい。 満田(以下、満):最初のグループ展に誘われたときに、特にイラストがうまいわけではないので何かしら変わったことをしないとおもしろくないだろうと思い、その選択肢のなかに切り絵がありました。結果的に最初の グループ展では、切り絵とアクリルの作品になってしまったのですが、作業している段階で切り絵の方がしっくりきたのと、あまり切り絵をしている人が周りにいなかったので、切り絵となりました。 前:作品を切りとっていくときにどんなことを考えていますか? 満:切る形や流れを考えながら切っていたり、全く別のことを考えながら切っていたり、ぼけ〜っと切っていたりです。別のこと考えていると、切るつもりでないとこも切ってしまうこともあります。間違 って切ってしまったときはなんとかごまかしてます。 それとだいたい音楽やラジオを聞きながら切っているのですが、ここぞという時は何も聞きません。 前:最近の作品は生き物をモチーフにした作品が多いと思うのですが何か理由はございますか? 満:昔から生き物が大好きというわけではないのですが、制作する段階において、何となく好きだったり、興味があったり。 結構適当だったりします。 前:結構適当と言われていますが、裏テーマというか、コンセプトというか、謎解きが隠されていたりしますよね? 満:無いことはないですね、、、。 前:今回、展示している「大山椒魚」という作品に隠されている謎解きってありますか? 満:洒落というか、ダジャレが、、、。キーワードとして名前の由来をリサーチして、作品に仕上げています。 前:最後に、今回のタイトルの「-零と壱-」ですが、どういう想いでつけましたか? 満:デジタルというと、「0」と「1」の羅列で形成されているというのはよく知られていますが、切り絵自体が切っている所と切っていない所があってアナログの「0」と「1」なのではないかと考えてつけました。 前:ありがとうございました。 by ギルドギャラリー:前田龍央 |