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[2007/01/16-01/28] 佐藤大悟写真展「紡がれてきた時間」 (カテゴリ:写真)

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まっすぐな想いで見つめ続けた時の流れ。写真で切り取られたはずの時間が、再び動き出すような錯覚にかられ、心にゆっくり物語が伝わってくる作品の展覧会です。

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INFORMATION
作品キャプション(一部紹介) 出雲には祖父と叔母がいて当たり前だった。

小さい頃から見てきたまわりの風景も当たり前のように変わっていって、出雲へ帰るたびに前とは違う場所のように感じて時間の早さに戸惑ったり、確実に過ぎ去っているものだと思い知らされる。
作家プロフィール 宝塚造形芸術大学写真コース4回在学中
2003年08月  東川国際フォトフェスティバル ボランティアスタッフ参加
2004年06月  大阪写真月間「写真家150人の一坪展」(ニコンサロン大阪/大阪)
2004年08月  東川国際フォトフェスティバル ボランティアスタッフ参加
2004年11月 アジア写真新風〜日中韓学生交流展〜(大阪/大連/ソウル)
2005年01月  YoungJapanesePhotographers展(名護博物館ギャラリー/沖縄)
2005年03月  auracross Selection Vol.3 「直視する」(アウラクロス/大阪)
2005年07月  東江フォトフェスティバル 国際学生写真キャンプ参加
2006年02月  宝塚造形芸術大学写真コース選抜展(ギャラリー176/大阪)
2006年03月  南京視覚芸術大学交流展(南京/中国)
ライナーノーツ 以前、佐藤大悟の作品は、auracross Selection Vol.3 (@アウラクロス)で、出展してもらった事があります。そして今回の展覧会に繋がったのです。今思うと、その以前の作品は今回出展する作品の序章だったんだなぁとしみじみしました。
今回の作品ファイルを最初にじっくり見せてもらった時、佐藤がまっすぐな想いで見つめ続けた時の流れ。写真で切り取られたはずの時間が、再び動き出すような錯覚にかられ、心にゆっくり物語が伝わってきました。そして、不覚(?)にも写真を読みすすめる内に目の奥がじわっとあつく感じたのです。 是非、ゆっくりと佐藤大悟の紡ぎ出す世界を読みふけってもらいたい展覧会です。
by ギルドギャラリー:前田龍央
展覧会報告 IMG_6360web.jpg(展示作品画像・Copyright © 佐藤大悟 & 2007 office auracross,All right reserved.)
2007年1月28日、写真展「紡がれてきた時間」は終了致しました。多くのご来場誠にありがとうございました。
今回、初個展だった佐藤大悟。祖父と姪っ子を介し血という繋がりを一つの物語としてみせた。作家本人の家族に紡がれ、ものすごくパーソナルな事柄であったにもかかわらず、佐藤が目の当たりにした時間が見る人の「時」とリンクしてひとり一人に感動を与えていた。
今後、学生から社会へと向かう佐藤がこの世界観を抱いたまま、新しい作品を作り上げる事に期待します。
[ExhibitionViews by photocorpus]
[土佐堀川と西の空 by hatena]