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[2007/7/17〜8/5] GUILD GALLERY OSAKA SUMMER ARTPHOTO MARKET (カテゴリ:写真)

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写真って買うものだったのです。
そして飾るものだったです。

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INFORMATION
ライナーノーツ あなたの部屋にアートはありますか?

写真を楽しむ上で広く知られている方法は、家電量販店で最新型のデジタルカメラを買い、思い出を残すというのが社会の中でもっとも多くの人を楽しませているのではないでしょうか?
それに対しもっとも少ない人が楽しんでいるのが、オリジナルプリントの写真作品を買うという行為なのだと思います。

作家はそれぞれ、自分というフィルターを通し、世の中を見つめています。そこから小さな小さな感動を見つけ、写真に込めていきます。
それは、もっとも身近で日常を紡ぎとる作業です。

その写真のオリジナルプリントには作家の世界、感動がつまっています。
あなたの人生のデータベースにヒットしたり、その作家の感動に共感を覚えたら、ぜひ自宅に飾ってみて下さい。

そこには、好きな音楽を自宅でLIVEのように楽しめる時間が待っているでしょう。

今回、ギルドギャラリーが注目する若手写真家に作品出展を依頼しました。多種多様な表現、感動、物語が今回一堂に介します。ゆっくりとじっくりと作品1点1点が見せてくれるモノを感じとってみて下さい。
※DM.案内チラシ掲載文
各作家作品コンセプト・ストーリー/プロフィール
植田豊明 目の前を流れゆく時の中
ふと心に留まる瞬間。
まばたきをするように
静かにシャッターを切る、、、。

1977年 大阪府出身
2004年 個展「silent-air」ビーツギャラリー(大阪)
2005年 個展「またあした。」ビーツギャラリー(大阪)
2006年ミオ写真奨励賞 入選
現在東京在住
梅谷鮎子 そこはからっぽのようで
でも何かがあって。

ここがはじまりのような
どこかへつづいているような
そんな気になれるのです。


ーーー
好きなのにどうしてもこぼれ落ちていってしまう作品があります。そんな作品をどなたかが手にしていただけるかもしれないことを嬉しく思います。

1979年生まれ。同志社大学文学部卒業。写真表現大学修了。
2003年 ミオ写真奨励賞 入選
2004年 個展「風景採集」The Third Gallery Aya
2006年 個展「こだまする」Early Gallery/彩都メディア図書館
その他グループ展多数
小川高嶺 シャッターを押す瞬間
頭だけでなく体の中のもの全てが消える。
悲しいとか辛いとか嬉しいとか楽しいとか恥ずかしいとか
そういったもの全てがなくなる
ただ、気持ち良さだけがそこにはある。
その感覚は生まれてから何回かしか感じたことはないけれど、どうしようもないくらい気持ちが良い
僕はその感覚を忘れずにいきていきたいと思っている。

1984年 兵庫県生まれ 大阪在住
2007年 関西外国語大学卒業
鹿嶋理英子 縁あって、過去幾度か何ヶ月かに及んでカンボジアを訪れています。
旅の時間、私は何であれよく観察することを覚えて、
例えばある日、遠い空に垂れ込めた厚い雲から雨粒がザーッと
落ちるのをこの眼でみるにつけ、そのはるか下の方、大地の上で
生活する村人たちの物語を空想しました。その想像を超越して人々は日中作業した田んぼがスコールで潤うことや、ただでさえ大きな湖が肥大すること、そして吹き溜まりにどんどんやってくる小魚なんかを、そんな不思議な出来事を森羅万象にも似たおおらかさをもって享受していました。

1974年 大阪府出身
スタジオ勤務の傍ら、写真を撮っています
菅多喜子 2006年に出版した写真集「サマータイム」の中の作品。
フランス滞在中に撮影したもの。

1972年 奈良県出身
1997年 日本写真芸術専門学校 卒
2003年〜2004年 渡仏
2005年〜 大阪を中心に活動中
田中智子 生きとし生けるものの
瑞々しい生命感と、
その一方での儚さや脆さを写真で表現できたらと思っています。

1982年生まれ
現在印刷会社に勤務
鹿の人 鹿はライフワークとして撮り続けている。普段見ることの出来ない仕草や表情などを追い求めている。今回の作品のコンセプトは「奈良公園らしくない奈良公園」として撮影。生き生きと草原を駆ける姿。草を食む姿など見れてそうで、いつもと違って見える様な感じで見てもらえれば幸いです。

1974年 大阪府出身
2003年 ミオ写真奨励賞 審査員特別賞受賞
2002年8月個展「まるごと鹿展」、2006年5月個展「続・まるごと鹿展」
友本一宏 "日常"という誰もが身近にふれる風景を自分なりに切り撮った作品を選びました。"日常の中の小さな感動"を大切にしたい。そんな想いを込めた作品です。

現在 喫茶店勤務
中島チカ むかしむかしのわたしにとって、ひとりでいるおうちは、とてもくらくておおきくて、こわくてさみしくて、でもちょっとおもしろい相手だった。
たくさんのじかんはすぎていま、おとうさんもおかあさんももういそがしくなくて、おじいちゃんやおばあちゃんはいなくなって、おにいちゃんは出ていって、私も出ていった。
ひさしぶりに帰ってみたうちは、なんだかさっぱりしていて、少し年をとっていた。
またひとりでるすばんをした。でんきはつけずにいた。
おうちにしみ込んでいた思い。
ほのかにあかるいところ、ほのかにくらいところにのこってみえたわたしの気持ちを拾いだしてみたかったのです。

1977年生まれ 京都在住
2006年 写真表現大学 作品制作コース 修了
2007年 写真評現大学 研究ゼミⅠコース在学中
藤井春奈 家の中→世界まで
「影(つまり光)」と「形」を常に意識し、クールかつジオメトリックなイメージを構築してます。

奈良県在住
2004年 個展「FUJI-ism」SUMISO
2006年 個展「NOVEMBER」モグリルーム
松井きよみ 私たちが毎日食べている白米はこのステーションを経由してやってきます。その超大型施設のユニークな形、存在と役割の大きさに惹かれ、カメラと共に向き合いました。
その顔は美しく、私には神々しく見えました。

2004年 個展 ギャラリーエスセーナ(名古屋)
2005年 写真表現大学 作品制作コース 修了
2006年 写真評現大学 研究ゼミⅠコース 修了
丸岡未沙 目の前を 穏やかな風が、
流れて、止まった。

1985年 香川県出身
大阪芸術大学写真学科在学中
馬渡潤 2007年5月6日の朝、僕は山の中にいた。そこは霧がたちこみ雨が降っていた。
山×朝×霧×雨×自分のコラボです。

1981年 生まれ 東京在住
ヨシダミナコ わたしはいつも誰かに手紙を書くように写真を撮りたいと思っています。
決してその想いが届かないとしても、この空の下で夢見心地の通信を送り続けたいと思うのです。

2002年 第25回キャノン写真新世紀 優秀賞受賞
2005年 富士フォトサロン新人賞2005 奨励賞受賞
年に一度のペースで個展を展開
追加出展作家作品
秋山卓也 自分なりの、なにげない美、住んで居たときは気が付かなかった美

1985年 北海道出身
現在 大阪在住
フラド・カルロス 古典音楽のインスピレーションを取り入れて日本で撮影した作品。

メキシコ出身 現在大阪在住
キム ヨンジュン 止まっている風景とその中にいる人間。その二つの存在によって時間の流れを感じさせる。

1981年 韓国ソウル出身
現在大阪在住