PAST EXHIBITION [過去の展覧会]
2004 10/4 (mon) - 10/23 (sat)
ガラス作家 増井 敏雅 「 トンボ玉展 」
ガラス・バーナーワーク

 

INTRODUCTION [解説]

「トンボ玉」は2cm足らずの小さなガラス玉で、今から約3500年前より作り出されて来たといわれています。世界各地で作られた小さなガラス玉に描かれた美しい模様は常に人々の心を魅了し続けて来ました。

増井 敏雅(ますい としまさ)氏は、17年前に独学でトンボ玉の制作を開始。93年に奈良県明日香村に工房を設立し、その後は関西方面を中心にガラス工芸の講師として、また全国各地で個展やデモンストレーションを行うなど、トンボ玉(バーナーワーク)の普及に力をそそいでいます。今やその技術の高さとデザインの美しさから全国に多くのファンを持つガラス作家です。

毎年秋の「トンボ玉展」は、関西以外の地方からも多くの方が来場される人気展覧会です。大阪では年に一度のこの展覧会でしか見られない増井敏雅氏の繊細なトンボ玉の世界をぜひご堪能下さい。
※トンボ玉約100点を展示販売。

COMMENT [作家コメント]

トンボ玉は今から約3500年前より作り出されてきた小さいガラス玉です。
現代までそれぞれの時代において、すばらしい玉が作り続けられてきました。
今、この時代で私は玉を作る一人として、よろこびを感じています。
私が初めて「トンボ玉」を見た時の感動を作品から感じて頂ければ幸いです。

増井 敏雅

PROFILE [作家プロフィール]
増井 敏雅 Toshimasa Masui


1960 大阪生まれ
1987 独学でトンボ玉を作り始める
1991 奈良、薬師寺玄奨三蔵院トンボ玉奉納
故 飯降喜三雄氏に師事
1992 長野県ツインパーク21ガラス館・制作実演
1993 奈良県明日香村に工房設立
1994 大阪ロイヤルホテル・ガラス工芸教室講師就任
奈良県国立飛鳥資料館・展示
1995 佐竹ガラス・流工房トンボ玉教室講師就任
トンボ玉フォーラムにパネリストとして参加
1998 トンボ玉フォーラム2 にてデモンストレーションを行う
国際グラスビーズ展出品
1999 大阪市立クラフトパーク バーナーワーク非常勤講師就任


毎年東京・大阪をはじめ、各地で個展グループ展を多数開催。