PAST EXHIBITION [過去の展覧会]
2005 12/01 (thu) - 12/17(sat)
山尾 圭介 「インタビュアー忍 」
絵画
■OPEN 12:00-19:00
 ※最終日は17:00まで
■休廊日 12/4(sun)、12/11(sun)
INTRODUCTION [解説]
獣類の皮や骨、腸、爪などから出来ている膠を使用せずに、こんにゃくという植物性のメディウムによって日本画を描くという手法を近年追求している山尾圭介。それら描かれた絵は原始的なものを感じさせ、私達が思い浮かべる日本画というのとはまったく違う世界へと誘われるのである。山尾圭介の作品には物語性により構成される作品が多い、色と形というシンプルな世界へと知らず知らずのうちに引き込まれていく。今回は京都のギャラリー射手座で続けて来た山尾圭介による日本画の展示の実験を、ギルドギャラリーにて新作絵画を発表いたします。また期間中には、ギャラリーにて山尾圭介によるパフォーマンスも予定しております。
COMMENT [作家コメント]


ピンクの忍者 かんちがいの連鎖による旅をまだまだ続けている。
ある日、海岸からゲル状に変わった波の詩が打ち寄せる。
砂を絡めて、山の裾野までやってくる。
その頃、忍者、冷え冷えと雨に包まれて道の駅のキムチうどん(The Noodles with Kimuthi)でからだを温めて、再び街道を走る。
キムチの力で道から少し浮く。こういう展覧会になるかは、分からないが、黙って描いていても次々と語りかけてくるもの。山の日陰でゆっくりと育った蒟蒻を画材に絵にする事はいろんな意味で興奮する。

Kesuke YAMAO

PROFILE [作家プロフィール]
山尾 圭介 Keisuke Yamao


1970 兵庫県に生まれる
1989 京都高等工芸学校 美術科卒業 (現、京都芸術高等学校)
1991 京都芸術短期大学 美術科 日本画コース卒業 (現、京都造形芸術大学)
1993 第7回 青垣2001年日本画展 入選 (96') (97') 大賞・文部大臣奨励賞
1995 第6回 川端龍子賞 入選
1996 第16回 天理ビエンナーレ 入選
2000 第1回 京都美術工芸新鋭選抜展 (03')

[個展]

1994 (untitle)
1996 「帯」tai
1998 「painting on retro futures」
1999 「obon diver」
2001 「新日本海COLDSLEEP村」
2003 「ふくらんでははれつふくらんでははれつ」 −ギャラリー射手座・京都


[グループ展]

1994, 1996 「核家族」−京都造形芸術大学 ギャラリー楽
2003 「いっき」(野外展)ーU空間・京都
URL http://www.k5.dion.ne.jp/~yamaoo